ポーカーの役
世界中で人気のポーカーとは、5枚のカードで役を作り、作ることのできた役の強さを競いあうゲームです。 役 (ハンド) は全部で10種類あり、強い役を作れば勝利がぐっと近づきます。
オンラインポーカーを楽しむには、まず役の種類と強さの順番を覚えるのが重要です。 この記事では、ポーカーの役を強い順にわかりやすく紹介します。
ベラジョンで憧れのポーカーをプレイする前にしっかりと確認しておきましょう。
役の強さと確率
それでは、ポーカーの役を確率とともに強い順に見ていきましょう。 ここではジョーカーを除いた52枚のカードを使用するルールを前提とします。
初心者の方は、ポーカーの用語とあわせてチェックしておきましょう。
1位: ロイヤルストレートフラッシュ

ポーカーで最強とされる役が「ロイヤルストレートフラッシュ」です。 同じマーク (スート) で「10, J, Q, K, A」が揃うと成立します。
海外では「ロイヤルフラッシュ」と呼ばれるのが一般的です。
- 組み合わせ: 同じマークで「10, J, Q, K, A」の連番。
- 組み合わせ数: 4通り
- 確率: 約 00015%
確率は非常に低く、まさに奇跡的な役と言えるでしょう。 もしこの役同士で勝負になった場合は、引き分けとなります (しかし、オンラインポーカーのテキサスホールデムなどでは、2者ともロイヤルストレートフラッシュとなることは原則ありません) 。
2位: ストレートフラッシュ
同じマークのカードで、数字が5枚連続すると「ストレートフラッシュ」です。 ロイヤルストレートフラッシュに次いで、2番目に強い役です。
揃えるのが非常に難しい役でもあります。
- 組み合わせ: 同じマークで数字が連続する (例: 5♠, 6♠, 7♠, 8♠, 9♠) 。
- 組み合わせ数: 36通り
- 確率: 約 00139%
ストレートフラッシュ同士の勝負では、最も大きい数字を持つ方が勝ちます。 例えば「7, 8, 9, 10, J」は「3, 4, 5, 6, 7」より強いです。
3位: フォーカード
同じ数字のカードを4枚揃えると「フォーカード」になります。 「フォー・オブ・ア・カインド」や「クワッズ」とも呼ばれます。
同じ数字を揃える役の中では、最も強い役です。
- 組み合わせ: 同じ数字4枚 + 任意のカード1枚。
- 組み合わせ数: 624通り
- 確率: 約 024%
フォーカード同士の勝負では、4枚揃えた数字の強さで勝敗が決まります。 「K」のフォーカードは「10」のフォーカードより強いです。
4位: フルハウス
同じ数字3枚と、別の同じ数字2枚を組み合わせた役が「フルハウス」です。 非常に強力な役として、勝負の決め手になることも少なくありません。
- 組み合わせ: スリーカード + ワンペア。
- 組み合わせ数: 3744通り
- 確率: 約 14%
フルハウス同士の勝負では、まず3枚組の数字の強さを比べます。 それが同じ場合は、2枚組 (ペア) の数字の強さで勝敗を決めます。
5位: フラッシュ
5枚のカードがすべて同じマークだと「フラッシュ」が成立します。 数字の並びは関係なく、マークさえ揃えればOKです。
初心者にも分かりやすい役の1つと言えるでしょう。
- 組み合わせ: 同じマークのカード5枚。
- 組み合わせ数: 5108通り
- 確率: 約 2%
フラッシュ同士の勝負では、5枚の中で最も強い数字を持つ方が勝ちます。 マークの種類による強弱はありません。
6位: ストレート
マークに関係なく、数字が5枚連続すると「ストレート」になります。 比較的作りやすい役ですが、勝負どころでは頼りになります。
- 組み合わせ: 5枚のカードの数字が連続する (例: 5, 6, 7, 8, 9) 。
- 組み合わせ数: 10200通り
- 確率: 約 39%
ストレート同士の勝負では、最も大きい数字で決まります。 「8, 9, 10, J, Q」は「A, 2, 3, 4, 5」より強いです。
7位: スリーカード
同じ数字のカードを3枚揃えると「スリーカード」です。 海外では「スリー・オブ・ア・カインド」とも呼ばれます。
- 組み合わせ: 同じ数字3枚 + 任意のカード2枚。
- 組み合わせ数: 54912通り
- 確率: 約 1%
スリーカード同士の勝負では、3枚組の数字の強さで決まります。 もし同じ数字の場合は、残りのカード (キッカー) の強さで勝敗を決めます。
8位: ツーペア
同じ数字のペアが2組できると「ツーペア」になります。 ポーカーで頻繁に見かける、基本的な役の一つです。
- 組み合わせ: ワンペアが2組 + 任意のカード1枚。
- 組み合わせ数: 123552通り
- 確率: 約 8%
ツーペア同士の勝負では、まず強い方のペアの数字を比べます。 それでも同じ場合は、弱い方のペアを比べ、最後にキッカーで決めます。
9位: ワンペア
同じ数字のカードが2枚だけ揃うと「ワンペア」です。 最も作りやすい役ですが、これだけでも勝負できる場面は多いです。
- 組み合わせ: 同じ数字2枚 + 任意のカード3枚。
- 組み合わせ数: 1098240通り
- 確率: 約 42%
ワンペア同士の勝負では、ペアの数字の強さで決まります。 ペアが同じ数字なら、残りの3枚のキッカーを強い順に比べて勝敗を決めます。
10位: ハイカード
どの役も成立しなかった場合、その手は「ハイカード」となります。 ポーカーで最も弱い役ですが、出現率は最も高いです。
- 組み合わせ: 役が成立していない状態。
- 組み合わせ数: 1302540通り
- 確率: 約 50%
ハイカード同士の勝負では、最も強い数字のカードを持つプレイヤーが勝ちます。 一番強いカードが同じなら、二番目に強いカードを比べます。
ポーカーの役の覚え方
ポーカーの役は、強い順に覚えるのが基本です。最強は「ロイヤルフラッシュ」、最弱は「ハイカード」。上から順に並べて覚えると整理しやすいでしょう。
強さの順番:
ロイヤルフラッシュ → ストレートフラッシュ → フォーカード → フルハウス → フラッシュ → ストレート → スリーカード → ツーペア → ワンペア → ハイカード
覚え方のコツは、
- 「ストレート」と「フラッシュ」が合体したら最強 (=ストレートフラッシュ)
- 同じ数字が増えるほど強い (ペア系: ワンペア → ツーペア → スリーカード → フルハウス → フォーカード)
- 「F」で始まる役 (フラッシュ・フルハウス・フォーカード) は強い順に並ぶ
このように、順番とイメージで覚えるとスムーズです。
10種類の役を一度に覚えるのは大変かもしれません。 そんな時は、自分のペースで遊べるビデオポーカーがおすすめです。ビデオポーカーでは役を自動でカウントしてくれるため、すべての役を暗記する必要がありません。プレイを繰り返すうちに、自然と覚えられるでしょう。
ベラジョンで遊べるおすすめのポーカーゲームとして、NetEnt社の「カジノホールデム (Casino Hold’em) 」があります。対戦相手はディーラーのみなので、他のプレイヤーとの心理戦を気にせる必要はなく、純粋にポーカーの練習だけに集中することが可能です。

役を覚えたら、次はライブポーカーでディーラーとの対戦に挑戦。 本物のカジノのような臨場感の中で、ポーカーを楽しんでください。
ポーカーの役のよくある質問
ポーカーで一番強い役は?
同じマークの「10, J, Q, K, A」を揃えたロイヤルストレートフラッシュです。
ポーカーで一番弱い役は?
どの役も成立しなかった場合のハイカードです。
役の強さの順番は?
強い順に、ロイヤルストレートフラッシュ、ストレートフラッシュ、フォーカード、フルハウス、フラッシュ、ストレート、スリーカード、ツーペア、ワンペア、ハイカードです。
ファイブカードという役はありますか?
ジョーカー (ワイルドカード) を使うルールの場合に存在する役です。4枚の同じカード+ジョーカーという組み合わせで成立します。ジョーカーを使わないポーカーでは成立しません。
同じ役同士の勝敗はどう決まりますか?
役を構成するカードの数字の強さで決まります。それでも同じ場合は、役に関係ない残りカード (キッカー) の強さで勝敗を決めます。