ブラックジャックのスプリットを徹底解説! 適切なペアと避けるべき手札

ブラックジャックのスプリットのフィーチャー画像

ブラックジャック の「スプリット」とは、同じ数字のカードを2つの手に分けてプレイするアクションです。うまく使えば勝率を高めることができますが、手札や状況によって慎重な判断が必要です。

特に初心者の方は、どのペアを分けるべきか迷うこともあるでしょう!

本記事では、スプリットの基本ルールから活用すべき手札、避けるべきケース、カジノごとの制約まで詳しく解説します♪

ブラックジャックのスプリットとは?

ブラックジャックのスプリットの基本ルール

ブラックジャックをプレイしていると、最初に配られた2枚のカードが同じ数字になることがあります。そんなときに使えるのが「スプリット」というアクションです。

スプリットを使えば、1つの手札を2つに分け、それぞれ独立したハンドとしてプレイできます。これにより戦略の幅が広がり、勝利のチャンスを増やせる一方で、使い方を誤ると損をする可能性も!

まずは基本的なルールからしっかり確認していきましょう!

スプリットの基本ルール

スプリットは、最初に配られた2枚のカードが同じ数字だった場合に使えるアクションです。

例えば、「8・8」のような手札なら、それぞれを別のハンドとして分けることができます!

スプリット後は、それぞれのハンドに追加でカードが1枚ずつ配られ、個別にプレイを進められます。

スプリットした後 は、それぞれの手札で「ヒット」や「スタンド」、「ダブルダウン」などのアクションを選択していきましょう!

【注意点】

  • 「10・J・Q・K」などの10点カードも同じポイントとして扱われるため、「J・Q」や「10・K」でもスプリットできるゲームもある。
  • 「A・A」をスプリットした場合、各ハンドで追加できるカードは1枚までとする特別ルールが存在する場合もある。

スプリットできるタイミングと条件とは?

スプリットは、最初に配られた2枚のカードが同じ点数の場合のみ、、ラウンドの最初で選択できます。つまり、ヒットなど他のアクションを行った後では、スプリットを使うことはできません。

また、スプリットを選ぶ場合は、最初に賭けたベット額と同じ金額を追加でベットする必要があります!

スプリットの流れ

例えば、最初に10ドルをベットし、「8・8」が配られた場合 、さらに10ドルを追加してスプリットを宣言。

すると、片方の8に1枚、もう片方の8にも1枚と、新たにカードが配られます! その後は、それぞれの手札に対して別々にアクションを取ることになります。

さらに、分けた手札に再び同じ数字のカードが配られた場合、再スプリット (リスプリット) ができるブラックジャックゲームもありますが、回数制限がある場合がほとんど! ゲームの種類によってルールが異なるため、プレイ前に一度ゲームルールをチェックしておきましょう!

どの手札でスプリットすべきか? 最適なタイミングを解説

スプリットは、ただカードを2手に分けるだけではなく、勝率を高めるための「攻めの一手」として活用可能! ただし、すべてのペアがスプリットに向いているわけではないので注意が必要です。

ここでは、状況ごとにどの手札でスプリットを選択すべきか、初心者にも分かりやすく解説していきます♪ 

スプリットすべき手札

スプリットすべき手札

どんな場面でもほぼ迷わずスプリットすべきペアが存在します。確実にスプリットしたい手札について見ていきましょう!

A・Aのペア

Aのペアは、ブラックジャックで最もスプリットすべき手札とされています。 そのままだと合計2点または12点という中途半端な状態ですが、スプリットすれば、それぞれの手札が「A+10」の形になりやすく、20点という強力なハンドを2つ作れる可能性が高まるのです!

ただし、一部のブラックジャックルールでAのスプリット後に1枚しかカードを引けないルールがあるので、事前に確認しておきましょう!

8・8のペア

8のペアは合計16点となり、ブラックジャックでは「最も不利なスタートハンド」とも言われています。ヒットしてもバーストのリスクが高く、スタンドしても勝てる可能性が低いのが実情!

この状況を打開するために有効なのがスプリット。手札を分けて新しいカードを引けば、10が来た場合に18という強力なハンドを作れる可能性があり、勝利に一歩近づけると言えます! 

状況に応じてスプリットを検討すべき手札

状況に応じてスプリットを検討すべき手札

次に紹介するのは、必ずスプリットすべきとは限りませんが、ディーラーのアップカード次第で有利な展開を狙えるペアです。判断に迷いやすい手札の戦略的な使い方を見ていきましょう!

9・9のペア

9のペアは合計18点と比較的強いハンドのため、そのままでも十分戦えるように思えるかもしれません。しかし、ディーラーのアップカードが2〜6、8または9のような中間〜弱いカードであれば、スプリットしてより高得点を狙った方が有利です!

一方、ディーラーが7、10、Aを持っている場合はスタンドするのが無難でしょう。 

7・7のペア

7のペアは合計14点とやや中途半端な数字です。この場合、ディーラーのアップカードが2〜7の弱めのカードであれば、スプリットして強いハンドを作れる可能性があります。

ただし、ディーラーが8以上を持っているときは、スプリットしても逆転が難しいため、別のアクションを検討しましょう!

6・6のペア

6のペアは12点となり、ヒットすればバーストの可能性が一気に高まる危険な手です。ただし、ディーラーのアップカードが2〜6であれば、相手がバーストしやすい状況 でもあるため、スプリットして積極的に攻める選択肢も有効です!

反対に、ディーラーが7以上を持っているときはリスクが高まるため、慎重に判断しましょう。 

スプリットしない方がいい手札

スプリットしない方がいい手札

一見スプリットが有効に見える手札でも、分けてしまうことで逆に損をしてしまうケースもあります。スプリットを避けるべきペアについて見てみましょう!

10・10のペア

10点同士のペアは合計20点という非常に強力なハンドです。この状態であれば、ディーラーがブラックジャックか21でない限り、勝てる確率はかなり高いと言えます。

わざわざリスクを冒して2つのハンドに分ける必要はなく、そのままスタンドするのが正解でしょう。

5・5のペア

5のペアは合計10点となり、絶好のダブルダウンチャンスです。スプリットすると、その強みを活かせなくなってしまいます。

特に、ディーラーのアップカードが4〜6のときは、ダブルダウンで勝負を仕掛けた方が期待値が高くなるでしょう!

4・4のペア

4のペアは合計8点となり、スプリットしてもそれほど大きなメリットは得られません。特に、ディーラーのアップカードが5以上のときは、スプリットによって逆に不利になる可能性があります。

このペアはヒットを選び、より強いハンドを目指す方が得策でしょう!

スプリットのメリットとデメリット

ブラックジャックにおけるスプリットは、上手に活用すれば勝率を大きく引き上げられる強力なアクションです。

しかし、その分リスクも伴うため、状況を見極めて判断することが重要!

ここでは、スプリットのメリットとデメリットを整理し、どんな場面で使うべきかのヒントをお伝えします♪

スプリットのメリット

スプリットの最大のメリットは、不利な手札を有利な展開に変えるチャンスが生まれる点にあります。

例えば、「8・8」のペアは合計16点という非常に危険なハンドですが、スプリットすることで10を引きやすくなり、18点や20点といった強力なハンドを創れるチャンスが生まれます!

また、「A・A」のペアをスプリットすることにより、それぞれのハンドで21に近づくチャンスを得られることも!

さらに、スプリット後にダブルダウンが可能なルールの場合。1回のラウンドで2倍以上の配当を狙えるチャンスも。このように、複合的な戦術を使えるのがスプリットの大きな魅力です!

スプリットのデメリット

一方で、スプリットにはいくつかデメリットもあります。まず、スプリットするには追加のベットが必要です。最初の賭け金と同額をもう一度支払う必要があるため、資金管理ができていないと、想像以上に残高が減ってしまうことがあります。

また 、「A・A」のスプリットにおいては「追加カードが1枚しか引けない」というルールを採用しているゲームも。この制限があることで、強いハンドが作りづらくなるデメリットもあります!

ブラックジャックのスプリットの制約と注意点

ブラックジャックでスプリットを活用するときは、設定されているルールや制約をしっかり理解しておきましょう。

ここでは、スプリットに関する代表的な制約と注意点を解説します! 

リスプリットの制限

スプリットした手札に、再び同じ数字のカードが配られることがあります。このような場合、さらにスプリットする「リスプリット」が可能かどうかは、ゲームのルールによって異なります。

一部のブラックジャックゲームやランドカジノでは、1回のスプリットのみ許可されていて、それ以上の分割はできません。一方で、最大3〜4回までリスプリット可能なテーブルゲームも存在します。

事前にルールを確認し、自分の戦略に合ったゲームを選びましょう!

エースのスプリット後の制約

先述でAのペアはスプリットすべき代表的な組み合わせだが、その後のプレイに特有の制限があると解説しました。

多くのランドカジノやオンラインカジノのブラックジャックでは、Aをスプリットした後の各ハンドに「追加カードを1枚しか引けない」というルールが設定されています。

このため、ヒットやスタンドなどの選択肢がなく、配られた1枚のカードでそのハンドが確定してしまいます。

さらに注意したいのが、スプリット後に「A+10」のような21点の手札が完成しても、それは通常のブラックジャックとして扱われないケースもあります。この場合、ブラックジャック特有の配当 (通常1.5倍) が適用されず、21点として処理されることが一般的です。 

スプリットをマスターして確実に有利な手を作ろう!

ここまで、ブラックジャックにおけるスプリットの使い方や判断基準について解説しました。

スプリットは、適切なタイミングで活用すれば勝率を大きく引き上げられる戦略的アクション。特に初心者の方は、プレイ前に以下のポイントを意識してみてください!

  • A・Aや8・8は基本的にスプリットすべき手札
  • 10・10や5・5などはスプリット非推奨
  • スプリット後のルールや制限を必ず確認
  • ディーラーのアップカードを見て柔軟に判断

ブラックジャックの基礎知識をもう一度確認する場合は、ブラックジャックのルールを確認してみてください♪

それでは、ベラジョンカジノでブラックジャックを楽しみましょう!