【完全保存版】ブラックジャック用語集

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ブラックジャックを始めたばかりの方にとって、ゲーム中に飛び交う専門用語は少し難しく感じられるかもしれません。ですが、それぞれの言葉の意味をしっかり理解しておけば、プレイの幅がグッと広がり、戦略的にゲームを楽しめるようになります。

本記事では、ゲーム開始前から勝敗が決まる場面まで、ブラックジャックでよく使われる用語を初心者にも分かりやすく解説しています。

ベラジョンなどで、これからブラックジャックをプレイする方はぜひご活用ください♪

また、ゲームで使われる用語と併せて、ブラックジャックのルールもおさらいしておきましょう。

ゲーム開始前に知っておきたい基本用語

ブラックジャックのルールでまず押さえておきたいのが「人」「場所」「テーブル」の基本用語です。これらは、ゲームが始まる前から覚えておきたいものばかり。ゲームをスムーズに開始できるようにするためにも、しっかり理解しておきましょう!

プレイヤー (Player)

プレイヤーとは、ブラックジャックのテーブルに座って実際にゲームに参加する人のことを指します。プレイヤーはディーラーを相手に1対1で勝負します。

ライブカジノなどで、1つのテーブルに複数のプレイヤーが座っていても、対戦相手はディーラーのみ。 他のプレイヤーを気にする必要はありません。

ディーラー (Dealer) 

ディーラーは、カードを配ってゲームを進行するスタッフです。プレイヤーにとってはゲームの相手でもあり、手札を競う対象となります。

オンラインカジノでは実際の人が担当する「ライブディーラー」もあれば、自動進行するコンピューターによるゲームも存在します。

チップ (Chip)

チップとは、現金の代わりにゲームで使用する仮想の通貨のようなもの。実際のカジノでは、現金をチップに交換してからプレイします。

チップには色やデザインの違いで金額が分けられており、賭け金や勝利金のやり取りはすべてチップを通じて行います。オンラインカジノでも、チップのような表示が画面上で用意されています。

ハンド (Hand)

ハンドとは、プレイヤーやディーラーが手にしているカードの組み合わせを指します。ブラックジャックでは2枚の手札から始まり、状況に応じてヒット (追加)していきます。

サイドベット (Side Bet)

サイドベットは、通常の勝負とは別に設定されている追加の賭けです。最初に配られる2枚のカードを使ったペアやスリーカードなど、勝利条件に応じて配当が決まります。「21+3」や「パーフェクトペア」などが代表的で、運次第では高配当が狙えます。

サイドベットはオプションで参加できる機能なので、必ず賭ける必要はありません。初心者はまずはメインゲームに集中して腕を磨き、慣れてきてからサイドベットに挑戦することをおすすめします。

ファースト・ベース (First Base)

ファースト・ベースとは、ディーラーから見て一番右側に座るプレイヤーのポジションです。この席の人から順番にカードが配られ、プレイが進行します。

オンラインカジノの多くのゲームでは、プレイヤーのカードは同時に配られるため、ベースの位置を気にする必要はありません。

サード・ベース (Third Base)

サード・ベースは、ディーラーから見て一番左側に座るプレイヤーの席です。このポジションのプレイヤーは最後にアクションを行うため、ディーラーのハンドに大きな影響を与える場面もあります。

プレイ中によく出てくるアクション用語

次に、ゲーム中に選択するアクションや、それに関わる重要な用語を確認していきましょう。

ベット (Bet)

ベットとは、ゲーム開始前に賭け金をテーブルに置く行為のこと。プレイヤーはベットによってゲームに参加し、勝てばベットの金額に対して配当を得られます。

ベット額はテーブルごとに最小・最大の制限があるので、ルールを確認してから賭けましょう。

ディール (Deal)

ディールは、ゲームが正式に始まる合図であり、ディーラーがプレイヤーと自分にカードを配ることを意味します。リアルなカジノではディーラーの手で、オンラインではボタンを押すことでスタートします。

アップカード (Up Card)

アップカードとは、ディーラーに配られた2枚のうち、プレイヤーに公開されているカードのこと。このカードを見ながら、プレイヤーはディーラーのハンドを予想し、次にどのアクションを取るべきか判断します。

ホールカード (Hole Card)

ホールカードは、ディーラーに配られる2枚のカードのうち、裏向きになっていてプレイヤーからは見えないカードです。アップカードと合わせ、ディーラーの手がどうなるか予測しながらゲームを進めます。

ヒット (Hit)

ヒットは、手札にカードを1枚追加するアクションです。合計点がまだ21に満たない場合や、ディーラーに対抗するためにもう1枚欲しいと判断したときに選びます。

スタンド (Stand)

スタンドは、現在の手札で勝負することを選び、それ以上カードを引かないという意思表示です。21に近い数字であれば、これ以上リスクを負わずにディーラーのバーストを待つ戦略も有効になります。

ダブルダウン (Double Down)

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ダブルダウンは、最初に配られた2枚の手札で勝負に出る判断をしたとき、賭け金を倍にしてカードをもう1枚だけ追加するアクションです。手札の合計が9〜11のときに使われやすく、大きな勝ちを狙うプレイの1つとされています。

スプリット (Split)

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スプリットは、最初に配られた2枚のカードが同じ数字だった場合、それぞれを別々のハンドとして分けてプレイするアクション。新たにベットを追加する必要がありますが、2つのチャンスを同時に手に入れられる戦略的な選択肢です。

サレンダー (Surrender)

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サレンダーは、ゲーム序盤で「この勝負は不利だ」と判断した際に、賭け金の半額を放棄してゲームから降りることができるルールです。早期撤退により、損失を最小限に抑えられるため、期待値重視のプレイヤーに好まれます。

ただし、オンラインカジノのブラックジャックでは、サレンダーを利用できないゲームも多いため、プレイ前に各ゲームのルールをしっかり確認しましょう。

インシュアランス (Insurance)

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インシュアランスは、ディーラーのアップカードがAだった場合に利用できる保険のような賭け方です。プレイヤーは賭け金の半分を支払い、ディーラーがブラックジャックだったときに3倍の配当を得られます。

ディーラーがブラックジャックの場合、プレイヤーは自動的に敗北してしまいますが、インシュアランスに賭けていれば、損得0に持ち込めることになります。

イーブンマネー (Even Money)

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イーブンマネーは、プレイヤーがブラックジャックを達成し、かつディーラーのアップカードがAだった場合に選べるアクションです。2.5倍の配当を狙うのではなく、安全策として2倍の配当を確実に受け取れます。

このようなルールがあるのは、ディーラーもブラックジャックだと、ブラックジャック同士で引き分け (プッシュ) となり、利益が生み出せない可能性があるからです。リスクを避け、確実に利益を手にしたい時にイーブンマネーを選択するのが有効です。

勝ち負けや引き分けの時に使われる用語

ゲームの結末を表す用語は、勝敗の行方を理解する上でとても重要です。ここではブラックジャックの結果に関する代表的な用語を解説します!

ナチュラルブラックジャック (Natural Blackjack)

ナチュラルブラックジャックは、最初に配られた2枚のカードで合計が21になる最強のハンドです。単純に「ブラックジャック」と呼ばれることもあります。

「A+10」、またはAとJ・Q・Kなどの組み合わせが該当し、通常の勝利よりも高い配当が得られます。ディーラーがナチュラルでなければ即座に勝利となります。

バースト (Bust)

バーストとは、手札の合計が21を超えてしまうことを意味します。バーストになった時点でそのプレイヤーは即座に負けが確定し、どれだけディーラーの手札が悪くても勝利のチャンスはなくなります。

プッシュ (Push)

プッシュとは、プレイヤーとディーラーの最終的なハンドの合計値が同じで引き分けとなる状態を指します。この場合、ベットしたチップはそのまま戻ってきて、損失もありませんが利益もありません 。

ブラックジャックでは引き分けも頻繁に発生するため、このこともしっかりと頭に入れた上で戦略を立てることが重要です!

手札やカードに関する用語

次に、プレイヤーやディーラーの手にあるカードに関連する用語を見ていきましょう。

ソフトハンド (Soft Hand)

ソフトハンドとは、手札にAを持っており、Aを11としても1としても数えられる柔軟な状態。例えば「A+6」であれば合計17ですが、もし次に大きなカードを引いても、Aを1としてカウントすればバーストを回避できます。

Aは11または1、どちらでも都合の良い数字として数えることができる数字なので、出現すれば戦略の幅が広がります。Aの行方には常に注目しましょう。

ハードハンド (Hard Hand)

ハードハンドは、Aを含まないか、含んでいても1としてしか数えられない状態の手札を意味します。例えば、「A+4」は合計15または5のどちらでも数えられるためソフトハンドですが、「A+4+9」はAを1で数えないとバーストとなるため、ハードハンドです。

ハードハンドの場合は、合計が 21に近い数字で構成されているほど、ヒットする際 には慎重な判断が必要になります。

ペア (Pair)

最初に配られた2枚のカードが同じ数字で構成されている場合、それを「ペア」と呼びます。ペアの状態であれば、スプリットを選択でき、2つのハンドで独立して勝負することが可能です。

ピクチャーカード (Picture Card)

ピクチャーカードとは、絵札と呼ばれる「J (ジャック)」「Q (クイーン)」「K (キング)」の3種類のカードを指します。いずれも10として数えられ、ナチュラルブラックジャックの成立には欠かせない存在です。

ソフト17 (Soft 17)

「A+6」のように、Aを11として扱って17になっているハンドをソフト17といいます。一部のカジノゲームでは、ディーラーがソフト17の場合に、追加カードを引くルール (H17) を採用していることもあり、ゲーム展開に影響する要素となります。

ハード17 (Hard 17)

「10+7」や「9+8」など、Aを含まない、またはAを1としか数えられない状態で合計17になっているハンドをハード17と呼びます。この数字でディーラーがスタンドするルール (S17)を採用しているゲーム も多くあります。

デッキ (Deck)

デッキとはカードの束のことです。ブラックジャックではジョーカーを除く1デッキ (52枚)から最大8デッキを使用することがあり、使われるデッキの枚数によって戦略の有効性が変わることがあります。

しかし、オンラインカジノのテーブルゲームでは、ラウンド毎にカードがシャッフルされるものがほとんどなので、デッキの数による大きな差はありません。

シュー (Shoe)

シューは、複数のデッキをまとめて収納し、ディーラーがスムーズにカードを配れるようにする専用の箱のことです。カジノでは4〜8デッキ分のカードが入ったシューを使い、ゲームの進行を円滑に行います。

ライブカジノでは時折、このシューの中のカードを入れ替える操作が画面上で行われることがあります。この様子はカメラで配信されている他、カードに触ることができる人は厳しく制限されているため、イカサマや不正が行われることはありません。

ブラックジャックの戦略用語

ブラックジャックは運だけのゲームではなく、確率や統計を活用した戦略が結果を大きく左右します。戦略的にプレイをすれば、長期的な還元率が99%を超えることも珍しくありません。

ここでは、勝率を高めるために知っておきたい代表的な戦略用語について紹介します。

ベーシックストラテジー (Basic Strategy)

ベーシックストラテジーの画像

ベーシックストラテジーは、プレイヤーの手札とディーラーのアップカードの組み合わせで、最も勝率の高いアクションを導き出す戦略です。戦略に基づいて行動することで、ブラックジャックにおける損失を最小限に抑えられます。

カウンティング (Counting)

カウンティングとは、場に出たカードの流れを記憶し、デッキに残っているカードの傾向を読み取るテクニックです。高いカードが多く残っているかどうかを把握することで、ベット額やアクションを調整しやすくなります。

多くのランドカジノやオンラインカジノではカウンティングは禁止行為とされています。ベラジョンでも、カウンティングの利用は規約で禁止されています。

エース・ファイブ・カウント (Ace-Five Count)

Aと5の出現を追うことで、デッキのバランスを把握しやすくするカウンティングの簡易バージョンです。

カジノやゲームごとに違うブラックジャック用語

ブラックジャックには、カジノや地域によって独自に使われる特別な用語があります。特定のカジノで採用されることのある、代表的な呼び方や特別なハンドについて解説していきます!

ベラジョンでも多種多様なブラックジャックのゲームが遊べるので、ぜひゲームやルールの違いも楽しんでみてください♪

クイーンジャック (Queen Jack)

クイーンジャックとは、プレイヤーが最初に受け取った2枚のカードが「Q (クイーン)」と「J (ジャック)」の組み合わせであるハンドを指します。ピクチャーカード同士の華やかな組み合わせで、合計値が20であるため、かなり強いハンドです。しかし、ナチュラルブラックジャックには該当せず、特別な勝利条件はありません。

セブンカード (Seven Card)

セブンカードは、プレイヤーが7枚のカードを引いたにも関わらずバーストせず、合計21以下をキープしている状態を指します。この条件を満たすと、通常とは異なる特別な配当が与えられるルールを採用しているカジノも存在します。

オンラインカジノでは、セブンカードのサイドベットに賭けられるゲームも。しかしセブンカードを達成する確率はかなり低いため、賭ける際には注意しましょう。

シックスカード (Six Card)

シックスカードは、6枚のカードを使って21以下のハンドを完成させた場合のことを指します。こちらもセブンカードと同様、一定のレアリティがある、特別な報酬対象となるケースがあります。

アンダーセブン (Under Seven)

アンダーセブンは、プレイヤーのハンドではなく、ディーラーのアップカードが「7以下」である場面を意味する用語です。この状況ではディーラーがバーストしやすくなるため、プレイヤーにとっては有利な局面とされます。

アンダーシックス (Under Six)

アンダーシックスは、ディーラーのアップカードが「6以下」である状態を表します。特にこの条件下ではディーラーのバースト確率が高まるとされ、戦略的にスタンドを選ぶなど、慎重に展開すべき場面として注目されます。

スリーセブン (Three Seven)

スリーセブンとは、プレイヤーが「7」のカードを3枚揃えて21を作るという非常に珍しい手役です。このハンドは一部のカジノで祝福されるような存在であり、特別な配当や記念的な意味合いを持つことがあります。

ファイブカード (Five Card)

ファイブカードは、5枚のカードを使ってバーストせずに21以下を保った状態を指します。正式には「ファイブカードチャーリー」と呼ばれ、こちらも特定のルールでボーナスの対象になることがあります。

ブラックジャックのバリエーションに関する用語

オンラインカジノの登場によって、従来のルールに新たな工夫を加えたブラックジャックのバリエーションが次々に登場しています。

以下では、オンラインカジノで特に人気のある6つの派生ゲームについて、それぞれの特徴を解説します。

インフィニットブラックジャック (Infinite Blackjack)

インフィニットブラックジャックのゲーム画像

インフィニットブラックジャックは、ワンテーブルに参加できるプレイヤー数の制限がない革新的なゲームです。1つのディーラーに対して多数のプレイヤーが同時に参加でき、それぞれが独自にアクションを選べる仕組みです。

最初の2枚の手札は全プレイヤー共通ですが、そこからどのようなアクションを取るかはあなた次第。他のプレイヤーの動きを追うことで、ブラックジャックの勉強にもなるかもしれません。

スピードブラックジャック (Speed Blackjack)

スピードブラックジャックでは、アクションの入力が早いプレイヤーから順にカードが配られるという新しいルールが採用されています。従来のように座席の順番に縛られることがなく、テンポよくプレイしたい人に最適なスタイルです。

ライトニングブラックジャック (Lightning Blackjack)

ライトニングブラックジャックのゲーム画像

ライトニングブラックジャックは、ブラックジャックのゲームにマルチプライヤー機能が加わったスリリングな種類です。プレイヤーが特定の合計値で勝利すると、次のラウンドの勝利にマルチプライヤーが乗算されます。

プレイするには追加の賭け金が必要になる場合もありますが、その分大きな賞金を得るチャンスも増えます。いつものプレイにスリルを加えたい方に最適です。

ブラックジャック・スイッチ (Blackjack Switch)

ブラックジャック・スイッチは、2つのハンドを同時にプレイでき、しかも2枚目のカードを入れ替えられるユニークなルールを持ちます。柔軟な判断力が求められますが、その分だけ戦略の幅が広がり、より奥深いプレイが楽しめます。

現在ベラジョンでは、ブラックジャック・スイッチのゲームは提供されていません。今後に期待しましょう♪

プログレッシブ・ブラックジャック (Progressive Blackjack)

プログレッシブ・ブラックジャックは、ジャックポット機能が付いたバージョンで、特定の条件を満たすことで高額配当が発生する仕組みがあります。夢のある一発逆転のチャンスを狙えるため、スリルを求めるプレイヤーに人気です。

パワーブラックジャック (Power Blackjack)

パワーブラックジャックは、9と10をあえて使用しない特別な構成で行われるブラックジャックです。また、ダブルダウンだけでなく、トリプルダウンやクアドラプルダウンといった賭け金を増やす選択肢があり、リスクを取るプレイヤーにとっては魅力的なゲームです。

フリーベットブラックジャック (Free Bet Blackjack)

フリーベットブラックジャックでは、スプリットやダブルダウンといった行動を賭け金の追加なしで行うことができます。しかもプレイヤーがバーストしても、ディーラーもバーストすれば負けにならないというルールがあるため、初心者でも参加しやすい設計となっています。