マーチンゲール法

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何世紀にもわたり、多くのギャンブラーを魅了してきた伝説のベッティングシステム、マーチンゲール法。理論上は負けないとされるその単純なルールは、一見すると完璧な「必勝法」のように思えるかもしれません。

しかし、その輝かしい評判の裏には、大きなリスクが隠されています。たった一度の失敗が、巨額の損失につながる諸刃の剣でもあるのです。

では、本当にこの方法で勝ち続けることができるのでしょうか?

この記事では、ベラジョンプレイヤーのために、マーチンゲール法の正しい使い方、潜むリスク、そして賢く付き合うための資金管理術まで徹底的に解説します。

マーチンゲール法の基本とシミュレーション

マーチンゲール法の仕組みは驚くほどシンプルです。複雑な計算は一切必要ありません。

基本的なルールはたったの2つ

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  1. ゲームに負けたら、次のベット額を2倍にする。
  2. ゲームに勝ったら、次のベット額を最初のベット額に戻す。

このルールに従うだけで、どれだけ連敗が続いても、たった一度の勝利でそれまでの損失をすべて取り戻し、さらに最初のベット額分の利益を手にすることができます。

実際のシミュレーション

言葉だけでは分かりにくいかもしれません。

ここで、初期ベット額を$100として、ルーレットで4連敗した後に1勝した場合のシミュレーションを見てみましょう。

ラウンド結果ベット額ラウンド損益 累計損失
1負け$100-$100$100
2負け$200-$200$300
3負け$400-$400$700
4負け$800-$800$1,500
5勝ち$1,600+$1,600$0

ご覧の通り、4連敗で合計$1,500の損失が出ていても、5回目のラウンドで$1,600をベットして勝利。これにより、$1,600 (勝利金) – $1,500 (累計損失) = $100の純利益が確定します。

この「一度勝てばすべてが返ってくる」という安心感が、マーチンゲール法の最大の魅力です。

マーチンゲール法のメリットとデメリット

マーチンゲール法は、そのシンプルさで多くのプレイヤーを惹きつけますが、実践する前にメリットとデメリットを天秤にかけることが重要です。

メリットデメリット
ルールが非常にシンプルで初心者でもすぐに実践できる。連敗が続くとベット額が指数関数的に増加する。
一度の勝利でそれまでの損失をすべて回収できる。テーブルリミット (ベット上限) により戦略が破綻する。
理論上は負けないという心理的な安心感がある。必要な資金が非常に大きく、破産リスクが高い
 大きなリスクを負う割に、得られる利益は常に初期ベット額のみ

最大の落とし穴は、「理論上は負けない」という言葉が、現実のカジノでは通用しない点です。

連敗が続けばベット額はあっという間に膨れ上がり、あなたの資金が尽きるか、カジノが設定するテーブルリミットに到達するかのどちらかが先に来ます。

そうなった瞬間、マーチンゲール法は破綻し、莫大な損失だけが手元に残るのです。だからこそ、この戦略は「勝てない」と言われることもあります。

実践ガイドとリスク管理術

マーチンゲール法は必勝法ではありません。しかし、厳格なルールを守ることで、ハイリスクな資金管理術として活用することは可能です。

安全に試すための3つの重要なステップをご紹介します。

1. 破産を避ける「損切り」のルールを決める

最も重要なのは、感情に流されず、冷静に損失を確定させる「損切り」のルールを事前に決めておくことです。これは諦めではなく、資金を守り、次のチャンスに備えるための戦略的な撤退です。

  • 連敗回数で決める: 「合計7連敗したら、その日はプレイを終了する」など、具体的な回数を設定。
  • 損失額で決める: 「総資金の25%を失ったら、プレイを中断する」など、許容できる損失の割合を決定。

重要なのは、一度決めたルールを絶対に破らないという強い意志です。

2. 資金に合わせた初期ベット額を設定する

連敗に耐えるためには、初期ベット額をできるだけ低く設定することが重要です。目安として、初期ベット額は総資金の0.1% (1/1000)から1% (1/100)程度に抑えることを推奨します。

例えば、資金が$50,00あるなら、初期ベットは$5から始めるのが賢明です。これにより、連敗が続いてもベット額の増加が緩やかになり、破産リスクを大幅に下げることができます。

3. 連敗に備える必要資金を把握する

マーチンゲール法を実践する際、何連敗するとどれくらいの資金が必要になるのかを事前に把握しておくことは、リスク管理の基本です。

以下の表は、初期ベット$10の場合の連敗数と必要資金の目安です。

連敗回数そのラウンドで必要なベット額必要な累計資金 (累計損失額)
1$10$10
2$20$30
3$40$70
4$80$150
5$160$310
6$320$630
7$640$1,270
8$1,280$2,550
9$2,560$5,110
10$5,120$10,230

この表を見れば、わずか10連敗するだけで、次のベットに$5,120以上、それまでの損失合計は$10,230を超えることが一目瞭然です。

ヨーロピアンルーレットで10連敗する確率は約0.17%。これは低い確率に思えるかもしれませんが、決してゼロではありません。いつかは起こりうると考えるべきです。

プレイを始める前に、必ずベラジョンの各ゲームのテーブルリミットを確認し、自分の損切りルールと照らし合わせましょう。

マーチンゲール法の派生戦略

マーチンゲール法には、プレイスタイルに合わせて調整されたいくつかの派生戦略 (システムベッティング) が存在します。

グランマーチンゲール法

より攻撃的なプレイヤー向けの戦略です。

負けた場合、ベット額を2倍にするだけでなく、さらに初期ベット額を1単位プラスします。勝利時の利益は大きくなりますが、その分ベット額の増加スピードも速く、さらに大きな資金が必要となります。

逆マーチンゲール法 (パーレー法)

マーチンゲール法とは正反対の考え方に基づく戦略です。

こちらは勝った時にベット額を2倍にし、負けた時、または事前に決めた連勝回数 (例: 3連勝) に達した時にベット額を初期値に戻します。

勝ちの波に乗ることで短時間で大きな利益を狙える一方、一度負けると連勝で得た利益がすべて失われるリスクがあります。

ベラジョンで試すならこのゲーム!

マーチンゲール法を試すには、勝率が約50%で、配当が2倍のゲームが最適です。ベラジョンでプレイするなら、特におすすめの2つのゲームがあります。

ヨーロピアンルーレット

ベラジョンのヨーロピアンルーレット

ヨーロピアンルーレットは、マーチンゲール法と最も相性が良い定番ゲームです。

「赤/黒」「偶数/奇数」などのベットは、勝率が約50%で配当も2倍。アメリカンルーレット (0と00がある) と違い、ゼロが1つしかないヨーロピアンルーレットは、ハウスエッジ (カジノの取り分) が低く、プレイヤーにとって有利です。

バカラ

マーチゲールにおすすめなバカラゲーム

ルールがシンプルで展開が速いバカラも、マーチンゲール法に適しています。

特に「プレイヤー」へのベットがおすすめです。勝利時の配当が手数料なしの2倍なので、ベット額の計算が非常にシンプルになります。

「バンカー」ベットの方がわずかにハウスエッジは低いですが、勝利時に5%の手数料が引かれるため、計算が複雑になりがちです。

ベラジョンでは「ジャパニーズ・スピードバカラ」など、日本語でサクサク進むテーブルが人気です。

マーチンゲール法のよくある質問

マーチンゲール法は禁止されている?

ほとんどのオンラインカジノでマーチンゲール法自体は禁止されていませが、各ゲームには必ずテーブルリミットが設定されており、それが自然な制限として機能します。

多くの場合、非効率的か、利用規約で推奨されていません。ルーレットやバカラはボーナスの賭け条件消化率が低く設定されていることが多く、ボーナスを使ってこの戦略を実践するのは現実的ではないでしょう。

マーチンゲール法は「必勝法」ではなく、非常にリスクの高い資金管理術です。潤沢な資金力と、どんな状況でもルールを守れる厳格な自己規律がなければ、大きな損失を招く可能性があります。そのリスクを完全に理解し、徹底した資金管理のもとで試す上級者向けのツールと考えるのが適切です。