ブラックジャック攻略法! 勝率を上げる戦略とプレイのコツ
ブラックジャックは、オンラインカジノでも特に人気の高いテーブルゲームの1つです。運に頼るだけでなく、戦略次第で勝率を高めることができる点が、多くのプレイヤーを惹きつけています。
本記事では、ブラックジャックで勝率を上げるための基本戦略や資金管理、注意点などを初心者〜中級者向けにわかりやすく解説します。
ブラックジャックの基本ルールをおさらい

ブラックジャックのルールはとても簡単!
プレイヤーとディーラーがそれぞれカードを引き、「21」を超えない範囲で合計値がより高い方が勝利するゲームです。
- カードの配布: プレイヤーとディーラーに2枚ずつ配られます。ディーラーのカードは1枚だけが表向きになります。
- カードの数え方: Aは1または11、2〜9はそのままの数字、10・J・Q・Kは10として数えます。
- アクション: カード配布後、プレイヤーは追加でカードを引く「ヒット」や、そのままの合計値で勝負する「スタンド」などのアクションを選択します。
- ディーラーのアクション: ディーラーは合計が16以上になるまで自動でカードを引きます。16以上になったら、必ずスタンドします。
- 勝敗条件: 合計値が21に近い方が勝利。21を超えるとバーストとなり敗北です。最初の2枚がA+10点の場合は「ブラックジャック」という最強の手になります。
戦略の重要性
バカラなどのテーブルゲームとは違い、ブラックジャックではプレイヤーがゲームの途中でアクションを選択する場面があります。
追加でカードを引くか、引かないか。他にもスプリットやダブルダウン、インシュアランスなど、数多くの選択肢があります。
プレイヤーとディーラー、それぞれに配られたカードを見て、総合的に判断を下す必要があり、この意思決定がゲームの勝敗に大きく影響します。
つまり、ブラックジャックは運だけでなく、戦略もとても重要になってくるんです!
ベーシックストラテジーなどの戦略を効果的に取り入れることで、ブラックジャックの長期的な勝率を上げることが可能になります。
ブラックジャックの基本戦略 (ベーシックストラテジー)
ブラックジャックの基本戦略である「ベーシックストラテジー」は、数学的に最も勝率の高い行動を導き出すプレイ指針です。 プレイヤーの手札とディーラーの見えているカードに基づいて、最も期待値の高い行動が決められています。
これに従ってプレイすることで、ブラックジャックの還元率を99%以上にまで引き上げることができます。
ベーシックストラテジーはあくまでも長期的に見た勝率アップを目指すための戦略です。各ラウンドにおいて、ベーシックストラテジーが示すアクションを取ったからと言って勝利が確約されるわけではありません。
ベーシックストラテジー表の種類と見方
ベーシックストラテジーでは、プレイヤーとディーラーそれぞれのカードの組み合わせに対して、最適なアクションが表で確認できるようになっています。 この表をカンペのように手元に置いておくことで、効率的なプレイができるようになるはずです。
ベーシックストラテジーの表には、
- ハードハンド: プレイヤーの手札にAがない、もしくはAを1と数える場合
- ソフトハンド: プレイヤーの手札にAがある場合
- スプリット: プレイヤーが手札の2枚のカードが同じ数字であり、それらを2つの別々の手札に分割する場合
の3種類があります。 それぞれ見ていきましょう。
ハードハンド

この表は、縦軸にプレイヤーの手、横軸にディーラーのアップカードを配置し、最適な行動 (H = ヒット、S = スタンド、D = ダブルダウン) を示しています。
カードが配られたら、自分の手札とディーラーのカードの軸が交差する箇所を探し、その箇所が示すアクションを取れば良いことになります。
ソフトハンド

ブラックジャックにおいて、Aは1とも11とも数えることのできる、柔軟なカードです。この表は、Aを11と数える場合の戦略を示しています。 Aを11と数えていたものの、ヒットをして合計が21を超えてしまった場合は、Aを1と数えることでバーストを避けることができます。
そのため、ハンドにAが含まれている場合は、より積極的にカードを引くことが推奨されています。
スプリット

スプリットとは、同じ数字のカード2枚を分けて、追加ベットを行い、それぞれを別の手札としてプレイする戦略です。 目的は、より有利な手札を作って勝率を高めることにあります。
例えば、8やAのペアはスプリット推奨ですが、10のペアはスタンドが最適。スプリットはやや高度なテクニックですが、正しく使えば勝率アップに繋がります。
ベーシックストラテジー表に基づくプレイ判断の実例
それでは、実際のプレイでベーシックストラテジー表を活用する方法を見ていきましょう。
ここでは、Relax Gaming社の人気ゲーム「ブラックジャック・ネオ (Blackjack Neo) 」を例に解説していきます。

プレイヤーにJと5が配られ、合計は15に。ディーラーのアップカードは10でした。 ハードハンドの表を参考にすると、この場合はヒットすることが最適。
なぜなら、ディーラーが10を持っており、強いハンドを作り出すことができる可能性が高いので、強気の勝負に出る必要があるからです。

ヒットすると3が配られ、合計が18になりました。 ベーシックストラテジーによると、ハードハンドでは17以上で必ずスタンドします。そこでここでスタンドを選択しました。

ディーラーは1枚目のヒットで合計15となり、2枚目を引いたら合計25でバーストしてしまいました。 そのため、見事にプレイヤーの勝利です!
ブラックジャックの資金管理
ブラックジャックにおいて、戦略と同じくらい重要なのが資金管理です。短期的に負けることがあっても、資金を守ることで長くプレイを続けられます。
資金管理の基本
ブラックジャックは、長期的にプレイすることで高還元率が期待できるゲームです。しかしそのためには、限りある資金をしっかりと管理しなければいけません。
1回のベットで大きな額を賭けない
1ラウンドにおけるブラックジャックの勝率は約50%。つまり、約半分の確率で負けることになります。 1回の負けで大きな損失を被り、これ以上プレイが続けられなくなってしまうことを避けるため、各ラウンドで大きな額を賭けることは推奨されていません。
また、ブラックジャックをプレイする際には、各ゲームのテーブルリミットや、ボーナスの最大賭け金額の規定にも注意を払いましょう。
あらかじめ「損切りライン」と「目標利益」を設定
延々とプレイを続けていると、いつの間にか資金が激減してしまうことも。長時間のプレイでは、判断力が鈍り、ミスも頻発してしまいます。 このような事態を避けるためにも、目標利益を定め、それに到達したらプレイをストップすることが重要です。
反対に、負けが続いてしまう場合も、あらかじめ定めた損切りラインでゲームを中断することで、より大きな損失を出してしまうことを防ぎましょう。
ベラジョンが提供する自己規制ツールを活用することもオススメです。
連敗しても無理に取り返そうとしない
負けを取り返そうと躍起になる「負け追い」は、判断力を鈍らせ、損失を拡大させてしまう原因になります。 連敗が続いている時は、一旦ゲームを止め、しばらく休憩をおいて冷静さを取り戻すことが重要。
「勝利を追う」よりも「負けを減らす」という姿勢でプレイする方が賢明です。
代表的なベッティングシステム
カジノゲームで資金を管理する方法として、確率論に基づいた様々なベッティングストラテジーが公開されています。
ベッティングストラテジーとは、1ラウンド毎に賭ける金額を増減させることで、効率的に利益を増やし、損失を抑えることを目的とした賭け方の戦略です。
以下では、代表的なものをご紹介します。
ただし、これらのベッティングストラテジーはあくまで理論をベースに開発されたものであり、実践には十分な注意が必要です。 これらの戦略や攻略法を取り入れても「必ず利益が出る」「絶対に負けない」といったことはありません。
フラットベッティング (リスクを抑える)
フラットベッティングとは、常に同じ金額をベットする賭け方です。前回のラウンドの勝敗に関わらず、毎ラウンド同じ金額を賭けます。
他のベッティングシステムに比べて、複雑な計算や調整が必要ないため理解しやすく、また資金の変動が少ないため、初心者に最適です。
ベーシックストラテジーと組み合わせることで、安定したプレイが望めます。
マーチンゲール法 (倍賭け戦略)
マーチンゲール法は、特に有名な戦略の1つ。 2倍配当のカジノゲームにおいて、負けたら賭け金を2倍にし、勝ったら元の賭け金額に戻す賭け方です。
例えば$10を賭けて負けたら、次は$20、$40…というように倍を賭け続け、勝った時点でまた$10に戻します。
理論上は連敗分の損失を1回の勝利で取り返せると言われていますが、賭け金が倍々と急速に大きくなってしまうため、リスクも大きい賭け方です。
負け分を取り戻す前に資金が底を突いたり、テーブルリミットに到達してしまう危険があることをしっかりと理解しておきましょう。
パーレー法 (勝ちを伸ばす戦略)
パーレー法は、逆マーチンゲール法とも呼ばれるベッティングシステムです。勝ったら賭け金額を2倍にし、負けたら元の金額に戻ります。勝った場合の利益を再投資することで、連勝時に効率よく利益を積み重ねられる賭け方として知られています。
しかし、連勝しない限りほとんど利益を伸ばすことができません。また、欲を出し過ぎると、これまでの利益を全て失うリスクがあるのでご注意ください。
グッドマン法 (徐々に増やす戦略)
グッドマン法は、別名1235法とも呼ばれるベッティングシステムです。 勝利する度に、賭け金を1単位→2単位→3単位→5単位と増やしていきます。5までたどり着いた後は、そのまま5を賭け続けます。負けたら最初に戻ります。
例えば、開始が$10だったら、連勝する際に$10→$20→$30→$50→$50…と賭けることになります。
グッドマン法はローリスクだと言われますが、連勝しないと効果を発揮しません。勝ち負けが交互に続くと、ゆっくりと資金が減っていく可能性があります。
10%法 (利益の一部を再投資)
10%法は、その名の通り、軍資金の10%を賭け続けるベッティングシステムです。 残高が増えたり減ったりするのに応じて、賭け金額も変動します。
例えば、軍資金が$100だった場合は$10をベット。勝利して$20を獲得し、残高が$110になったら、今度は$11をベットします。負けて残高が$90になったら、$9を賭ける仕組みです。端数になってしまった場合は、小数点以下を切り捨ててベットします。
10%法も、リスクが抑えられるマネーマネジメント法です。しかし、最初にある程度の軍資金がないと実践するのが難しいという欠点があります。 また、利益を生むには長期戦の覚悟も必要になります。
ブラックジャックで勝率を上げるための注意点
ここまで、ブラックジャックで使える戦略をいくつかご紹介しました。しかし、これらを取り入れる前には、いくつかの注意点をしっかりと把握しておく必要があります。
100%勝てる戦略は存在しない
どんな戦略を使っても、ブラックジャックで絶対に勝てる方法はありません。勝敗はあくまでも運によって決まります。 「確率のゲーム」であることを理解し、冷静にプレイしましょう。
リスク管理と冷静なプレイの重要性
感情に流されて大きく賭けたり、連敗を取り返そうと無謀なプレイをしたりするのは危険です。自分で決めた目標利益や損切りライン、予算などのルールを守ることが、長期的な勝率アップにつながります。
ベラジョンでプレイする際には、自己規制ツールも活用しましょう。
ブラックジャックのハウスルールの違い
ブラックジャックでは、プレイするテーブルによって、細かなルールが異なります。ルールの違いは勝率や、戦略的な意思決定にも影響します。
そのため、ゲームをプレイする前には各ゲームのルールをしっかり理解し、ルールに応じて戦略を柔軟に調整しましょう。
ディーラーのソフト17の扱い
基本的に、ブラックジャックにおいてディーラーは16以下でヒットし、17以上でスタンドします。 ただし、テーブルによっては、ソフト17 (A+6) の場合だけ特別にヒットするルールが設けられている場合もあります。
一般的に、ソフト17ではディーラーがスタンドするほうが、プレイヤーに有利に働きます。
ゲームを選ぶ際には、細かなルールにも注意を向けてみましょう。
デッキ数の違い
ブラックジャックでは、ゲームによって6デッキや8デッキなど、使用するデッキ数に差があります。「シングルデックブラックジャック MH (Single Deck Blackjack MH) 」のように、1つのみの場合も。
一般的に、使用されるデッキ数が少ないほど、カードの出現率が偏りやすくなり、プレイヤーに有利になります。
しかし、オンラインカジノのテーブルゲームでは、デッキ数に関わらず、ラウンド毎にカードがシャッフルされるため、カードの偏りを見分けることは極めて困難になります。
カードカウンティングは禁止行為
カードカウンティングとは、場に出たカードを記憶して次のカードを予測し、有利な状況を判断する手法です。
しかし、多くのカジノでは禁止行為とされています。ベラジョンでもカウンティングは禁止されています。
ダブルダウンに制限がある場合
一部のテーブルでは、ダブルダウン (賭け金を倍にしてカードを1枚追加) に制限があることも。 例えば、いつでも好きな時にダブルダウンができるわけではなく、「手札の合計が9・10・11の場合のみ」というように限定されているゲームもあります。
そうなると、ベーシックストラテジーの表通りにダブルダウンを選択できないこともあるため、ルールをよく確認してプレイすることが重要です。
ブラックジャックの戦略を活かして勝率を上げよう
ブラックジャックは、単なる運任せのゲームではなく、プレイヤーの判断力と戦略が大きく影響するゲームです。だからこそ、戦略的なアプローチを取ることで、長期的に安定した勝率を目指すことが可能です。
以下のポイントを押さえ、戦略的なプレイを楽しみましょう!
- ベーシックストラテジーを理解・活用する
- 資金管理を徹底し、冷静さを保つ
- テーブルルールの違いを理解する
- 「100%勝てる方法」は存在しないと理解する
ブラックジャックの楽しさは、ルールを覚えて戦略を使い始めた瞬間から広がります。「まずは1プレイ」から気軽に始めてみませんか?
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